大山寺からいざ高音寺へ。
この巡礼の道はどこもいつか通ったことのある道ばかり。
そこでみる景色から思いだされる記憶の時間はどれも父と母が生きていた時間。
その日の二人の言葉が素直にしみこみ泣いたり笑ったり。
形をもたなくなった二人とはいつでも会えることを感じながらもやっぱり触れたり喧嘩したり笑いあったりしたい。
この気持ちはきっとどこまでも続くんだろうな。
そんなことを思いながら高音寺へ到着。
住宅街のなかにひっそりとありました。
ここから参拝の時に父の旅路のご加護を願うとともに仏道を生きることを誓いはじめていました。
次は
第十三番 成願寺。